旅行の宿でラブホテルを利用した回
こんばんは!私です!
今回は元気いっぱい記事を書きます!
何故ならずっと書きたかった内容なので!
先日貴重な友人と3泊4日九州旅行に行ってきたのですが、如何せん学生という生き物は貧乏なので、食事にお金を掛ける代わりにその他は可能な限り安くしよう、という学生格安貧乏旅行をテーマにプランニングを行いました。
■メンバー
K氏(♂)…いつも一緒に遊んでくれる。パリピなのでお金が無い。
D氏(♂)…たまに一緒に遊んでくれる。車を購入したのでお金が無い。
私(♀)…友達がいない。友達がいない代わりにお金がある。
ご紹介に預かりました通り、私はお金はあるのですが、節約や金勘定が何よりも大好きですので、喜んで貧乏旅行のプランニングを練りました。
その一端として格安航空を利用してみたり
安いレンタカーを探したりネットを駆使して節約してみたのですが、避けられないのが宿代。
過去3人の旅行では、函館旅行の時はセットプランでビジネスホテルに2泊、富山旅行の時はじゃらんで予約した温泉宿で10人くらい泊まれそうな謎に広い部屋を1泊借りれた、という経験があるのですが、今回は少し条件が難しい。
○大まかなルートは決めるが、基本レンタカーで気ままに移動。
→ホテルの場所に縛られて移動を制限したくない。
→チェックインの時間に縛られたくない。
○安くあってほしい。
→宿は当日取ると当然割高になる。
→ビジネスホテルは駐車料取られる所も。
○広くあってほしい。
→北海道のビジネスホテルは広い所が多いが、九州はわからない。
○風呂とトイレは別がいい。
→ユニットバスは個人的に嫌だ。
○夕食は付かなくていい。
→外に食べに行きたい。
安さを求める割には非常にワガママである。
しかし、こんなワガママに答えられる宿泊施設がひとつだけ存在するのだ……そう………
ラブホテル!!!!!!!
以前書いたラブホ女子会の記事
をK氏が読んでくれていて、「俺もラブホ女子会したい!」と熱望していたのと、実際ラブホテル全ての条件を満たしている説が濃厚でしたので、今回九州旅行3泊ともラブホテル宿泊旅に決定いたしました。
■旅行にラブホテルってどうなの?
端的に言うと、最高でした。
①安い
例えば大分県の温泉街「別府」で比較してみましょう。
一般的な温泉宿…約12,000円/人
一般的なビジネスホテル…約6,000円/人
我々の宿泊したラブホテル…3,000円/人
(トリバゴ参照)
一目瞭然です。
3000円あれば充分良いところに泊まれました。
②広い
広そうな所を選んだのもありますが、基本的には安定した広さ。
しかし部屋の広さよりも重要なポイントは風呂がめちゃくちゃ広い。
ビジネスホテルのお風呂って基本的にはユニットバスなので、脱衣場が無いのでトイレの便器の蓋を閉めてそこに物を置き、狭い浴槽の中で身体を洗い、温かい湯船にも浸かれず…という経験が多々あります。
しかし!ラブホの風呂場はその心配が一切無し!
脱衣場は確実に完備され、洗面所も広々。
洗い場も広ければ浴槽も家より広い。しかもジェットバス付き。
最高以外感想あります?
③時間に縛られない
通常の宿泊施設は基本的に予約制ですし、予約した方が安く済みます。
キッチリとした予定を組む場合には問題ないでしょう。
しかし、お気楽のんびり適当旅となると、キッチリ予定を組む方が逆に難しい。実際旅行中雨天により予定を大幅に変更して、次の日の予定を夕飯食べながら適当に決める、という日もあったため、ホテル予約していなくて良かった、と思う場面が幾度かありました。
その点ラブホは最高。
まず予約という概念が無い(※予約できる所もありますが、2ヶ月前からとかはさすがに無い)ため、その日の夜にいる地点から検索をかけて、一番近いホテルに当日行けば宿泊できる。
ラブホは基本的に点在しているため、車での移動であれば宿が無い!ということにはまずなりませんでした。
もうひとつ良い所がありまして、それはチェックアウトの時間です。
一般的な宿泊施設のチェックインは15時以降チェックアウトは10時まで、という場所が多いと思います。
しかし!ラブホテルはチェックインは18時以降チェックアウトは12時まで、といった遅イン遅アウトが可能です。
アーリーチェックインのシステムって、電車旅行でキャリーケースを引いている時は荷物を置くという意味でとても便利なのですが、車だと必要性を感じない。だったらチェックインが遅くても問題なし。
結構10時って早いんですよね。旅行中といってもダラダラのんびり準備したい時。そんな時にラブホのチェックアウト時間帯は最高です。
④豊富なアメニティ
女性視点だとこれが本当に最高です。
まずシャンプーとリンス。ビジネスホテルの備え付けの物ですと、なんか安っぽそうで大丈夫なのかしら…と不安になる方もいると思います。
ここでラブホテル。TSUBAKIやLUXの結構ランク高めバージョン(ボトルの形がオシャレなやつ)のシャンプーリンスを無料で貸し出してくれるし、何も言わずともそれらが部屋に備え付けてある場合もあります。勿論ボディソープやメイク落としなんかを貸し出してくれるホテルも。
そしてドライヤー、アイロン。これも無料で貸し出してくれます。
基本的にはドライヤーは備え付けの物がありますが、備え付けの物ってやる気あるの?ってくらい微風で変な臭いのする風が出る物がほとんどだと思います。
しかし、ラブホではヴィダルサスーンとかのマイナスイオン出る高級ドライヤーを貸してくれるし、ストレートアイロンやコテまでも貸してくれます。至れり尽くせり。
アメニティの種類はホテルによって大きく変わりますが、化粧水や乳液、枕やフットバス、男性用のシャンプーなんかを貸してくれる場所もありました。
見てるだけで楽しいです。ちなみにそれらのアメニティ貸し出しグッズページの先にはコスプレやアダルトグッズ貸し出し・販売のページが現れますので、ラブホだ~!という新鮮な感想を抱きます。
■そもそもカップルでなくても泊まれるの?
これはちょっと検証していないので、正確なことはわからないのですが、参考程度にしていただければと思います。
まず、基本的にはラブホテルは愛を育む場所でありますので、男女2名の利用がメジャーです。
しかし近年ラブホ女子会の流行や、今回我々のようなビジネスホテル代わりの利用なんかが増えてきたようで、ラブホ紹介ホームページを見ると「1人利用可」「3人以上利用可」「女性のみ同性利用可」など男女2名以外の利用を可と掲載している所も多々あります。が、勿論「2名のみ」と記載しているところもありますので要チェック。
今回は「3人以上利用可」のラブホをネット検索したり、逆に明確な人数表記が無い所には電話で確認してみたり、割りと真剣に(?)宿探しを行いました。
上記の表記からなんとなく察するに「男性のみの2名以上」ってあまり許してくれない雰囲気なんですよね。
あくまで予想なのですが、例えば友人の男性2人が宿泊して、楽しくなって酔って暴れちゃったりした時に、基本的にホテルのフロントって1人みたいなので対応できないと思いますし、男性2名の利用で酔った女性を連れ込んで3名とかになると後々問題になってしまったりと、男性複数だとホテル側にリスクが生じる可能性が男女や女性のみよりも高くなるのかな、と思いました。
予想なので事実は分かりませんが、何の記載もないラブホの「3名以上利用」でスムーズに宿泊許可を得られる可能性を上げるには、女性が電話するのがベストだな、と思いラブホ宿泊関係の電話は全て私が行いました。
それが吉と出たのか、電話した2件のラブホは両方ともすんなり3名での宿泊許可を下さいました。
特に編成を聞かれることもなく、「部屋代を50%増しにする」という条件で良ければ、ということで説明をいただきました。
5000円の部屋なら、一人分追加で7500円になるよ、ということです。
いやもう全然大丈夫です!と嬉々として宿泊させてもらいました。
女男男の編成だと宿泊させてもらえた。
ということで、
ラブホテルは男女2名でなくとも、宿泊可能(HP要確認)
です。電話してみるとフロントの方が丁寧に対応してくださるので、ネットで得られない情報があれば直接聞いてみるのが早いかもしれません。
■ラブホ宿泊の欠点
ここまでラブホテルをべた褒めして完全にダイレクトマーケティングになっているので、欠点も挙げてみます。
①ベッドがひとつしかない
これ女子会の時も書いたんですけど、まぁ当たり前にベッドひとつしかない。
3人で泊まるとさすがに3人一緒にベッドは厳しい。寝れなくはないけど狭い。
ですが、ラブホには必ずソファーがありますので、1人ソファー、2人ベッドで寝れば問題ありませんでした。
今回K氏もD氏も体調不良気味(なんでだよ)で、私だけがピンピンしてたので、お二人にベッドを譲り私がソファーで寝たのですが、問題発生。
掛け布団がない。
ラブホのベッドは掛け布団ひとつなので、毛布のようなものも存在せず、フロントに聞いてみましたが用意はないとのこと。
ということで、私は二人が利用していなかったバスローブ×2を重ねて掛け布団代わりに、クッションを枕にして寝てました。
部屋を暖かくすれば然程問題なし。
②外出が面倒
まず、外出可能なラブホであるかを確認しておく必要があります。
普通のホテルだと、ルームキーを渡されて自由に部屋を出入り出来ますが、ラブホテルだと扉に自動ロックが掛かるため、いちいちフロントに電話をかけて解除してもらわなくてはなりません。
そして、基本的に外出する場合は料金を全額前払いする必要があります。
前払いしても必ずロックは掛かってしまうシステムみたいなので、ちょっと車に忘れ物した!とかでもいちいちフロントに電話しなければならないので、面倒だし申し訳なかったです。
そもそも普通のカップルで泊まれば外出しないのか?
③脱衣場に扉が無い
ラブホって構造的に玄関(?)、風呂、トイレの3つしか扉がない所がほとんどで、脱衣場とベッドのある部屋が扉で区切られていないんですよね。
今回旅行で宿泊したラブホは↓タイプ
だったので、互いに「風呂入りまーす」と宣言して、人が入浴中はその付近に行かないことで各々のプライベートを守っていたのですが、これがラブホ女子会の時は↓タイプでしたので
プライベートほぼ無。
本来裸を見られて問題ない関係の人が宿泊するため、我々が異端なので全く文句はありませんが、友人同士で宿泊する際は脱衣場と部屋の関係を気にした方が良いです。
■旅の宿・ラブホテルの選び方
最後に3日間様々なラブホテル紹介ページを閲覧し、実際に選択、宿泊した身で感じたことを書いてみます。
1,HPを舐めるように見る
ハピホテを始めとするラブホ検索サイトには、写真付きでホテルの外見やアメニティ等々細かい情報が掲載されています。そこからそのラブホのサイトに飛べたりして、部屋の写真などが閲覧できますのでラブホ探しには非常に重宝しました。
基本的な情報はこういったサイトから得られるので、隅々まで読むことが重要。
2,クチコミを読破する
クチコミは先人の知恵です。クチコミに限らず、こういった文章を書くって少なからずエネルギーを使います。
そのエネルギーを使ってまで不満を書いたり、逆に褒めたり、それってよっぽどのことがあったからクチコミを書いたんだな、と個人的には思います。
全部が全部べた褒めだとサクラを疑いますが、「基本的には満足だが、○○がこうだとより良かった」みたいなリアリティーのあるクチコミは信用に値するかな、と思います。
とどのつまりラブホテル選びはクチコミを要確認です。
3,観光地のラブホは良い
観光地は人が多いので、旅館やホテルだけでなく、ラブホも結構あるんですね。
そのため、激戦区のようで料金が安いのにキレイで評価の高い所が多かったです。
点在する穴場ラブホを探すよりも、密集地から選んだ方がハズレの確率は低そうです。
■総括
ちょっと出だし書いて、後半は実際に泊まった九州のラブホテルのレビュー日記にしようと思ったのに気付いたら楽しすぎてこんなに冗長な文章になってしまいました。
旅行にラブホテル利用、いかがでしたでしょうか。
我々は3人共、安い・快適で大満足でしたので、超オススメです。
人数構成や性別にもよりますが、宿決めで困ったら是非利用してみてください。
では、次回は宿泊したラブホレビュー日記を書こうと思います。
以上。