最強便秘人間26歳、大腸カメラに初挑戦する回
こんにちは。今回は普通に汚いのでよろしくお願いします。
先日生まれて初めて大腸カメラに挑戦してきました。
きっかけはボーナス。
毎度のことながら特に欲しい物も無いので、何か価値のあることにお金を使おうと色々考えた結果、自身の唯一の不健康要素である便秘の原因を探ろう!と思い立ち、近所の病院に訪問してみました。
▼2021年12月18日
内視鏡カメラを得意とする近所の病院へ訪問。
男性医師に訪問理由を訪ねられたので「一生便秘なんです」と伝えます。
この私、物心ついた時から便秘。
毎日快便なんて感覚味わったことがない。
3日に1回、ひどいと1週間出ないことも。ただ、不思議なことにお腹が張ったり、肌が荒れたりなどの影響は無く、なんか出てないな〜という意識だけがあるという状態。
ま、原因は運動不足なんでしょうけど1日6000歩は歩いてるんで許して・・・
私の大腸は一体どういう状態ですかね?と聞くと、「じゃ、大腸カメラやってみましょか!」と超軽いノリで予約入れられました。
内視鏡カメラってそんな軽いノリでいけるんだ〜。
この日の診察代は1080円で、処方された1ヶ月分の下剤は2370円でした。
12月25日なら空いている、ということで最短の14時から予約。
「24日夜20時から絶食してください」と看護婦さんに言われました。
今年のクリスマスイブの夜は絶食決定です。
ちなみに、筋金入りの便秘の私が唯一便秘解消に有効だと感じているのは「モリモリスリム」です。
牛乳(笑)ヨーグルト(笑)海藻(笑)と、食物系の改善は一切不可の私の大腸ですが、このモリモリスリムだけは飲んだ12時間後にギュルルルルルルとお腹が急収縮し、あとは全部出し切ることが出来る唯一信頼しているアイテムです。
下記のプーアール茶風味がモリモリスリムの中では最強で、それを5分以上煮出した真っ黒な状態のみ効果があります。
他のノーマルやラズベリー風味の優しいやつは効きませんでした。
どんだけやばいんだ私の腸は。
↓生半可な便秘(?)の方は手を出してはいけないやつ。
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↓お試しにはいいと思うやつ。
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▼2021年12月24日
この日は外回りでバタバタして昼食を取れず。帰宅も21時に。
ウッ・・・ユルシテ・・・と病院の方向に頭を下げながら22時に普通のご飯を食べました。
こうやって約束を守れない患者は本当に何をしてもダメ。
この日の就寝前に「プルセニト」とい緩下剤を飲みます。
「早い人だと明け方には効果があります」と記載があったのでドキドキしながら眠ったのですが、特に何もありませんでした。
▼2021年12月25日
起床後、絶食なので朝食は採りません。
検査の4時間前の10時にこれを飲んでください、と指示されたデカくてやばそうな下剤を前に足が震えます。
ね?やばそうでしょ?
大量の粉が入ったバッグに水を入れてひたすら振って出来上がった液体1L(様子を見て追加1Lを飲む)+水500mL以上を、約1時間程時間をかけながら飲みます。
作り方の動画がありました↓
下剤ってどんな味がするんだ〜やばそう〜とイヤイヤ飲んでみると・・・
ソルティライチの味がする!!!!!!!!!!!
まずいと思って飲んでいるのでおいしさとのギャップで脳がバグってオエってなったのですが、完全にソルティライチ。
製薬メーカーさん、企業努力で美味しくしてくれてありがとう。
ちまちま下剤、水、下剤・・・と飲んでいると、1時間後にお腹に違和感が・・・
普通にトイレにいって普通に出たので、下剤いうてもこんなもんかw楽勝やなwと余裕をぶっこいていると、そこからが地獄の始まりでした。
トイレから出た直後、お腹が痛いわけでもないのに下腹部から発せられる便意・・・
???と思ってトイレに行くともうね、滝ですわ。
そこからは飲んで、滝、水分摂取量がとんでもないので前からも後ろからも滝。
最後の方はトイレに出入りする時間も無駄だと思ったので、トイレに下剤と水とスマホを持ち込んでトイレで暮らしていました。
最終的に固形物が一切含まれない完全なる水(胆汁は含まれるので透明にはならない)状態になったら病院に来てくださいと言われているので、13時くらいに自分の滝を写真撮影して、げっそりしながら病院へ向かいました。
検査開始は14時からでしたが、病院には13時半に来てくれと言われたので予定通り到着。
行きにもよおしたら死ぬんだが・・・と焦りながら徒歩で向かいましたが、下剤1.5L分は出し切ったようで、社会的に死ぬことはありませんでした。
病院に到着すると看護師さんに滝の写真をじっくり見られます。
「これは固形物ではないですか?」と滝の写真を拡大されて「この後に3回くらい出して完全に水になりました、すみません」と謝って許されました。
病院の着替えルームに誘導され、よくある検査着に着替えます。
検査着のズボンはお尻のとこだけぱっくり開いていてウケました。
着替え後に待機部屋でボーッと座りながら周りを見回すと、トイレが6個あり、流石内視鏡カメラ専門の医院だな〜と思いました。
名前を呼ばれ、スクリーンで区切られた背もたれ付きのイスに腰掛けます。
そこで全身麻酔の説明を受けて、左腕に注射をされて点滴(生理食塩水って書いてあった)を打ってもらいます。
そこで渡されたファッション雑誌を読もうとするもあまりにも興味がなくなんとか身になるページは無いかと8周くらい目を通したところで、ようやく機械がいっぱいの部屋に連れて行かれました。
台の上に横向きになり「今から麻酔を入れますので、段々眠くなりますよ〜」と伝えられました。
先ほどの点滴チューブから入れられているようです。
部屋の電気を消されて看護師さん達が部屋から出て行きました。
人生初全身麻酔だった私は「なんか全然眠くならないけど大丈夫か・・・」と瞬きをした次の瞬間、「終わりましたよ〜」という声で目覚めました。
!?!?!?!となりながら上体を起こすと、特に痛いとかはないがなんかお尻部分ひんやりしてる・・・最悪や・・・とブルーな気持ちになりながら先ほどの背もたれチェアに戻されました。
「身体が目覚めて歩けそうでしたら声かけてくださいね」と言われるも、その時点でわりと普通でした。
ただ、仕切りの隣で「大丈夫そうですか?」「いや・・・モニョモニョ(呂律が回っていない感じ)」みたいな別の患者さんの声が聞こえたので、どうやら人による様子。
私は多分麻酔医さんが上手だったのか、私が超健康優良児だからなのかはわかりませんが、5分ほど待った後、着替えのあるロッカーへ向かいました。
着替え後にまた名前を呼ばれ、診察室で先生と私の大腸の写真を見ながら説明してもらいました。
「このうえなく健康です」とのこと。
え、ではなぜ私は便秘なのでしょうか、と問うと「まあストレスとか、運動とか、色々な要因があるんでねぇ・・・」と。
便秘科を掲げてるくせに素人の私でもできるような回答もらっても・・・と半笑いで診察室を出ました。
とりあえず26年便秘人間でも大腸がこのうえなく健康なのであれば死ぬまで便秘でも問題ないか、と安心はできたので結果満足です。
さて、一体いくらかかるんだ・・・とドキドキしながらお会計をすると・・・
6350円
安!!日本の保険すご!!まあ高い税金払ってるんでそれくらいはね!!!!
ということで、1万円以下で健康を確認できるのであれば逆に受けなきゃ税金払い損では・・・?と思ったのでした。
仮にポリープが見つかった場合当日切除してくれるそうで、そうなっても3万円程度だそうです。
暇なので次は胃カメラにも挑戦しようと思います。
ちなみに診察室で「ちょっと痔になってますね・・・女性はなりやすいんで仕方ないですが・・・」と言われましたが、間違いなく今回の滝で出し過ぎたせいだと思います。
以上。