ラブホ女子会に参加した回

こんばんは。私です。

 

早速本題ですが、先日なんと、憧れの「ラブホ女子会」して参りました!

 

昼休みや放課後、学園祭の準備期間などに友達と本当にどうしようもない下らない話をして、腹を抱えて笑うという、学生時代特有の幸せな青春の時間を過ごした方も多いはず。

私はあの時間が好きだったので、友達と「遊ぶ」となった時に、ただただ下らない内容を喋って大笑いできれば幸せなタイプの人間なのですが、どうしても年を重ねてしまった今、「遊ぼう」となった時、カラオケやボーリング、飲み会など、「歌う」「酒を飲む」といった「話す」以外のオプションが付いてしまう。

そういったオプションの前に立った時、「話す」という行為の優先順位よりも金銭の発生しているオプションの方が優先度が高くなり、結局メインがオプションに寄ってしまうことになりがちである。

私はただ、お菓子や飲み物(清涼飲料水でいい)を囲んで、家庭用ゲームをしたりゲラゲラ笑いながら話せればいいのに。

 

そんなモヤモヤを抱えながら生きていたのですが、先日全員若干ヲタクの気質があるライングループが動き、ノリで「ラブホ女子会したいんだけど」と発言しました。

 

ラブホ女子会とは

ラブホ女子会とは、その名の通り「ラブホテル」で女子会をすることである。

本来カップルが利用するはずのラブホテルで何故女子会をするのかと言うと、シンプルに「安い」「部屋が可愛い」「キレイ」「インスタ映え」などといった理由が挙げられる。

要するに、ファミレスのように騒いでも怒られない、居酒屋やカラオケのように2時間やそこらで追い出されない、完全なる「自由な空間」を提供してくれるのがラブホテルなのである。

 

何故ここで私がラブホ女子会を提案したかと言うと、Twitterで流行ってたっぽかったからである。以上。

あと、私は友達が非常に少ないので、複数人の女子グループとなると彼女達しか友達がおらず、ここぞとばかりに誘ってみた。

幸いな事に皆反応が良く、日付や場所など、トントン拍子に話が進んでいった。

 

■予約

予約方法は至って簡単で、インターネットで「ラブホ女子会」と検索すると、3名以上利用可能なホテルであったり、女子会コースを設定してくれている女子会ウェルカムラブホテルも沢山出てくる。

本来ラブホテルは2名で利用する場所であり、全てのラブホテルが複数名で部屋を使わせてくれる訳ではないので注意である。

ラブホ女子会特集といった形で、そういったホテルをピックアップしてまとめてあるサイトなんかも幾つかあった。

その中から値段や場所などを検討し、今回我々はラブホの聖地・鶯谷にある某ホテルの日曜日18時から月曜日12時までの驚き18時間滞在コースをネット予約した。

決定打はその値段。

1部屋4名で14,000円

つまりひとりあたり3,500円

安すぎでは………?????

もしかしたら到着したら何かしらの課金要素が提示され、結局もう少し払うことになるのでは?などと思いながらも、ワクワクしながら当日を迎えました。

 

ラブホ女子会の現実

■メンバー

Aさん…女子大生。酒は飲まない。ソシャゲの女。推しはあんさんぶるスターズ斎宮宗。

Eさん…女子大生。酒をかなり飲む。様々な漫画の単行本をとにかく揃えるタイプのヲタク。明確な推しはいないがとりあえず将国のアルタイルのパシャ(?)。

Wさん…女子大生。酒はあまり飲まない。一番一般人に近い気がする。推しはハイキュー!!の影山トビオ。

私…女子大生。酒は普通に飲む。ソシャゲの女。推しはあんさんぶるスターズの守沢千秋。

 

以上4名の高校の同級生でいざ鶯谷へ。

JR山手線鶯谷駅から目的地のホテルまで歩いていると、ちょうど前に4人の女の子達が歩いていました。「あの人達もラブホ女子会だったりして」「ありえる」なんて話していたら、案の定同じ目的地のホテルへ入っていく。

 

前の方々がまずフロントで受付を終わらせるのを外で待ち、次に我々がフロントへ。

予約していた名前を告げると、まずお会計。

予約画面と1円も変わらず、14,000円でした。

前の方々は同じ4名で17,500円だったみたいなので、予約するサイトだったり、予約してから当日までの期間だったり、部屋のコースが違うと、同じ女子会でも若干値段の上下が発生するのかもしれません。 

 

お会計を済ませた後は鍵を渡され、狭いエレベーターに4人で乗り、いざ指定された部屋へ。

扉には「2名用」の文字が。

どうやら複数名用のパーティールームは前にいた方々が利用しているっぽく、我々は安い分、やや狭い部屋を提供されたと思われます。

でもいざ扉を開いてみると、4人でも全然不自由ない広さ!

洗面台、トイレ、風呂、ソファー、テーブル、ベッドというTHE宿泊施設の設備でした。

ビジネスホテルと違うのは、ベッドがひとつしかないということと、部屋の装飾がインスタグラム映えしそうということ。

なんか青く光っててオシャレでした。

とりあえず荷物を置いて、身軽の状態で近所の業務用スーパーへ酒とつまみの買い出しへ(途中退室可のホテルであるかどうか、事前に確認して予約を取るのが吉)。

買い出しでかかったお金はひとり約500円。

安い。

 

ホテルへ戻り、お腹が空いたのでホテルでご飯を頼むことに。

ホテル内で注文→ホテルで作る→部屋まで届けてくれる

というプチ出前みたいなのがあるんですね。

Aさん…オムライス

Eさん…ロコモコ

Wさん…ボロネーゼ

私…ハンバーグ&エビフライとライス(ひとりだけやたら食う女)

上記からわかる通り、結構色々な種類のフードが用意されていて、しかも平均600円くらいだったので安くて良いなぁと思いました。

 

フロントに注文すると、電話口の方が衝撃の一言を。

「では、フードメニューお一人様一品無料となっておりますが、今回5品注文されていますので、一番安い物の料金だけいただきます。」

…え?無料?

 

後々確認してみると、今回の女子会コース

  • ハーフワイン1本サービス
  • フードメニューお一人様一品無料

というサービスが付いておりました。

更にお得……!!(ちゃんと確認しよう!)

ということで、フードメニューを注文してかかったお金はライス150円のみ。

 

とりあえず、フードが来るまで乾杯しよう!となり、サービスで用意されていたシャンパンをグラスに注ぎ、写真撮影!

うーん!女子会っぽい!ただし、インスタグラム用ではなくTwitter用ですので、己らは写さず、各々用意した推しを並べて撮影しました。(オシャレな画像失礼します)

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「推し尊い~!」とワイワイしながら撮影会を終え、乾杯!

フードもちょうど届き、ご飯を食べながら楽しくお喋りをするというハッピータイムを過ごしました。

食事も一段落し、ついに今回の女子会のメインイベントへ。


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推しの人生を背負う人生ゲ~~~ム!!!!!!!!!!!!

そう!今回この人生ゲームがやりたくて仕方なかったのである!

ちなみに、こちらの人生ゲームは私が家から持参しました!

 

推しの人生を背負う人生ゲームとは、以前TwitterのRTで拝見して猛烈にやりたかったゲームで、単純にコマを推しとして人生ゲームをプレイする、というシステムである。

そう、皆これのためにわざわざ推しを持参してくれていたのである。

 率直に感想を述べると、ハチャメチャ楽しかった。

推しが家庭を持ったり、石油王になったり、アイドルを結成したり、城を買ったりするのだ。楽しい。めちゃくちゃ盛り上がった。

推しとヲタクの友達がいる人は是非遊んでみてください。 

 

一通り盛り上がった後、じゃあ風呂入るか!ということで、フロントへレンタル用品の注文の連絡をしました。

もともと部屋に備え付けのシャンプーやドライヤーはあるのですが、せっかくなら良いもの使いたい、となり無料で貸し出ししているちょっとお高いシャンプーリンス、ボディーソープと、マイナスイオン出る系のドライヤー、そしてせっかくだからと美顔器やヘアアイロンも!と沢山頼んでみたのですが、案の定「ひと部屋3品までです。」とのこと。

更に使い終わって3品をすぐ返却したとしても、続いて別の物は貸せない、とのことでした。

え~ケチ~と不満を抱きましたが、ま!3500円だからね!ワガママ言えんわ!と現状への感謝の気持ちを思い出し、シャンプーリンス、ボディーソープとドライヤーだけお借りしました。

 

風呂も広々としていて使い勝手が良かったのですが、風呂を出てからまた不満が…

アメニティが1セットしかない…

歯ブラシだけは4本置いてくれていたのですが、化粧水や乳液、ヘアバンドやカミソリといったアメニティは1セットだけでした。

女子会コースだから化粧水系は置いてくれてるだろ!と勝手に思い込んで何も持ってきていなかった身としては辛い。

そんな私とは違って皆さんはしっかりと各々のスキンケアセットを持っていらっしゃったので、優しさに甘えて貴重な1セットは私が使用させていただきました。

バスローブはあるので、もしラブホ女子会考えてる方はスキンケアは忘れず、パジャマは忘れてオッケーです。(私はパジャマはなぜか持ってってました)

 

順番にひとりずつ風呂へ入り、スッピンパジャマでベッドの上でお喋り。女子会っぽい!

夜中なのにどんなに騒いでもどんなに笑っても誰にも迷惑にならない環境、最高でした。

ここで冷静に気づいたのですが、ベッドひとつしか無いや~~んwwww

女4人でベッドに寝るのはさすがに物理的に無理、かと思ったのですが
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↑このような感じで無理矢理、本当に無理矢理4人ともベッドで寝ました。いや誰かソファー使って。

Eさんが圧倒的に寝相悪いので足元配置でした。

 

明け方まで喋り続け、緩やかに寝落ちするという幸福な眠りに着いた後、翌朝10時くらいに起床。

12時チェックアウトだと、前日夜の心の余裕が違うし、翌朝の用意ものんびりできて最高でした。 

 

喋りながら着替えて化粧してダラダラして、11時55分にチェックアウト。

ライス150円を支払い、鍵を返却し、ホテルを出ました。

 

■総括

ラブホ女子会、控えめに言って最高でした。

■最高ポイント

  • 安い(飲み食い含めて5000円でお釣りくる。)
  • ゆっくりできる(18時間は最高だし、チェックアウトは遅ければ遅い程嬉しい。)
  • 楽(「帰宅」という面倒臭い行為が無いから、遊ぶ時間を存分に楽しめる。更にゴミを分別したり食器を洗うとかいう手間がない。)
  • 騒いでOK(女子会というのはうるさくなりがち。でも何時にどんなに騒いでもいいのだ。)
  • 楽しい(ハチャメチャ楽しい。心も体も女子高生になった。)

■反省ポイント 

  • アメニティ(ホテルによって無いもの有るもの違うので、しっかり確認するように。)
  • 寝床(のびのびは寝れない覚悟をして行く)

 

感覚としては、「仲の良い友達の家で集まって遊んでる」といった感じ。

気負わずワイワイできて本当に楽しかったです。

絶対にまた開催したい。

 

我々は上記のように、喋って騒ぐを目的にラブホ女子会をしたのですが、一般的(?)女子大生インスタグラマー達は、部屋を風船で飾りつけたり、コスプレしたり、風呂で水着で写真撮ったりしてインスタグラムに挙げるっぽいです。

使い方は人それぞれですね。

 

とにかく、お得で楽しい!ってことだけお伝えしておきます。

あまりに楽しかったから、夜更かししたのにお肌がツヤツヤで~す。

 

ではまた。